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米銀大手ゴールドマン、初の仮想通貨店頭オプション取引を実行|米ブリッジウォーター、仮想通貨ファンドへの投資を計画か

本日2022年3月23日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は5,100,000円前後(時価総額:約97.71兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて70,000円高い水準です。
昨日のビットコインは、日本時間22日午後1時半過ぎにかけて43,380ドル付近へと上昇しました。現時点では42,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米銀大手ゴールドマン・サックスがビットコインの店頭オプション取引を実行したとの話題や、米ブリッジウォーターが仮想通貨ファンドへの投資を計画していることに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米銀大手ゴールドマン、初の仮想通貨店頭オプション取引を実行

米投資銀行大手「ゴールドマン・サックス」は21日、ビットコイン(BTC)の店頭(OTC)オプション取引を実行しました。米大手銀行によるOTCオプション取引の実行は初の事例とみられます。

今回、ゴールドマン・サックスが実行したのはノンデリバラブル・オプション(NDO)となり、米仮想通貨投資会社「ギャラクシー・デジタル」を通じて実行されました。このオプションは、ビットコインの価格に連動したデリバティブ(金融派生商品)で、支払いは現金で行われ、仮想通貨の投資家がリスクヘッジや利回りを高める目的で利用されます。

同行のデジタル資産部門アジア太平洋地域担当責任者のマックス・ミントン氏は、「初めてとなる現金決済の仮想通貨オプション取引をギャラクシー・デジタルと実施できてうれしい。今回の取引は、我々のデジタル資産事業やデジタル資産の発展において重要な進展」と述べました。

また、ギャラクシー・デジタルの共同社長兼グローバル市場責任者のダミアン・ヴァンダーウィルト氏は、「ゴールドマンとの関係を引き続き強化できることをうれしく思う。ゴールドマンの継続的な信頼は、仮想通貨が資産クラスとして確固たる地位を築く中で、機関投資家の進化する要求に応えるギャラクシーの専門知識と能力の証し」とコメント。さらに今回の取引が、デジタル資産の成熟と金融機関からの需要の高まりを示唆していると同社は説明しています。

ゴールドマン・サックスでは2021年6月、ギャラクシー・デジタルとビットコイン先物取引の流動性プロバイダーとして提携しています。また、2022年3月には米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類から、ギャラクシー・デジタルが提供するイーサリアム(ETH)のファンドを、ゴールドマン・サックスが顧客に提供していることも明らかになっており、同行が投資家に提供する仮想通貨取引サービスを一段と拡大する姿勢が伺えます。

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【2】米ブリッジウォーター、仮想通貨ファンドへの投資を計画か

仮想通貨ニュースメディア「コインデスク」は22日、情報筋の内容として世界最大級のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」が、仮想通貨ファンドへの投資を計画していると報じました。

記事では関係者2人の話として、ブリッジウォーターが外部の投資ファンドをサポートする準備を進めていると報じると共に、そのうちの一人は仮想通貨に直接投資する計画は今のところないとコメントしたといいます。
ただ、この仮想通貨ファンドの規模は、ブリッジウォーターの1,500億ドル(約18兆円)の運用資産残高に比べ、極めて小さいと関係者の一人は語り、さらに複数の著名投資家がこのファンドへの投資を検討中と述べたとも報じています。

ブリッジウォーターの広報担当者は先月、取材に対して「我々はポジションについてはコメントしないが、ブリッジウォーターは仮想通貨を積極的にリサーチし続けている。だが現在、仮想通貨に投資する計画はないと言える」と回答していました。
一方、別の人物は「ブリッジウォーターは今年上半期に参入する計画。規模は小さいが資金を仮想通貨に直接展開することを計画している」と語っていました。

ブリッジウォーターの創業者で著名投資家のレイ・ダリオ氏は昨年、個人的にビットコイン(BTC)を「いくらか」保有していると語っていました。また同氏は、ビットコインを「ものすごい発明」と述べ、法定通貨の下落に備えるプロテクションを提供する新規ファンドで、仮想通貨を投資対象として検討していることも明らかにしていました。

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本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。