本日2022年4月21日(木)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は5,300,000円前後(時価総額:約101.67兆円)です。
昨日の同時刻帯と比べて40,000円高い水準です。
昨日のビットコインは、概ね41,400ドル~41,700ドル付近での推移となりました。
本日の記事では、米ロビンフッド社が、英仮想通貨ウォレット会社の買収を発表したこと関する話題と、スイスの資産運用会社21Sharesが、オーストラリア初となるビットコインETFをローンチしたことに関する話題を取り上げたいと思います。
【1】米ロビンフッド、英仮想通貨ウォレット会社を買収へ
米取引アプリ運営会社「ロビンフッド」は19日、イギリスを拠点とする仮想通貨ウォレット・カード会社「Ziglu Limited(ジグルー)」を買収することを発表しました。
買収額については、非公表としています。
ロビンフッドは、手数料無料で手軽に投資を行うことができるスマホアプリを展開する米国シリコンバレーに拠点を置くスマホ専業証券会社です。2018年より、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など主要な仮想通貨の取引サービスにも注力しています。
ジグルーは、ロンドンに拠点を置く仮想通貨関連会社で、仮想通貨の取引・保管アプリや仮想通貨デビットカードを提供しており、対応する銘柄は11種類に及びます。
今回の買収に関してロビンフッドの共同創業者兼CEOのブラッド・テネブ氏は、「ジグルーの深い経験を持つ金融サービスと仮想通貨の専門家の印象的なチームは、私たちのグローバルな拡大努力を加速するのに役立つ」とコメント。ジグルーの創業者兼CEOのマーク・ヒッパーソン氏は、「ジグルーとロビンフッドは、新世代の投資家の参入障壁を減らすという共通の目標を持ち、その使命を共に追求することに興奮している」と語っています。
ロビンフッドは、長期的にジグルーを完全に統合し国際的な展開を加速させ、最終的にはロビンフッドブランドによるイギリス及びヨーロッパ市場全域への事業拡大を目的としているようです。
【2】スイスの21Shares、オーストラリアで初となるビットコインETFをローンチ
スイスの資産運用会社「21Shares」とオーストラリアの大手ETFプロバイダー「ETF Securities」は19日、オーストラリアで初となるビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETFを、27日に取引開始することを発表しました。
仮想通貨ETFの名称は、「ETFS 21Shares Bitcoin ETF(EBTC)」及び「ETFS 21Shares Ethereum ETF(EETH)」となり、EBTCは豪ドル建てのビットコイン現物価格に連動し、EETHは豪ドル建てイーサリアム現物価格に連動するETFとなります。両ETFはCboeオーストラリアに今月27日に上場する予定です。
「21Shares」のCEO兼共同創業者のハニー・ラシュワン氏は、「オーストラリアで初めて、ビットコインとイーサリアムに直接投資できるETFを提供できることを大変うれしく思う。オーストラリアの投資家は明らかに、成長中の仮想通貨にアクセスするための手頃な方法を求めており、それに値するものだ。我々は、ビットコインとイーサリアムからスタートするが、オーストラリアの投資家のためにさらにエキサイティングな計画を持っている」と語りました。
「ETF Securities・Australia」の執行役員グラハム・タックウェル氏は、「EBTCとEETHは、投資家が独自にビットコインやイーサリアムのウォレットを構築・維持し、リスク管理を行う必要はなく、厳格な規制のもとで仮想通貨取引を提供できる」とコメントしています。
なお、オーストラリアのETF運用会社「Cosmos Asset Management」でも同日、ETFの上場を計画しており、こちらは2021年2月に、カナダのトロント証券取引所(TSX)で取引を開始した北米初のビットコイン現物ETF「Purpose Bitcoin ETF(BTCC)」に投資する信託となります。
本日、こちらからは以上です。