ビットコインの値動きや最新情報を、あなたに分かりやすく伝えたい

分かりやすさ重視で、技術的な説明は極力省きます。噛み砕きすぎて一部不正確だったり、解説に主観が交じったりもしますが、分かりやすさ重視のためとご理解ください。

米ペイパル、仮想通貨の外部ウォレットへの送金機能を追加|先週のBTC投資商品への資金流入が1.26億ドルを記録=コインシェアーズ

本日2022年6月8日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,900,000円前後(時価総額:約76.00兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて70,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間8日午後12時過ぎにかけて29,800ドル付近へと軟調に推移しました。現時点では30,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米ペイパルが、仮想通貨を外部ウォレットへ送金する機能を追加した話題や、英コインシェアーズが公表した、ビットコイン投資商品への資金流入の拡大についてのレポートに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米ペイパル、仮想通貨の外部ウォレットへの送金機能を追加

米電子決済大手「PayPal(ペイパル)」は7日、ユーザーのペイパル口座と外部ウォレットや仮想通貨取引所との間で仮想通貨の入出金を可能とする新機能を追加したと発表しました。

現時点で新機能は一部の米国ユーザーに提供されており、同社は今後数週間の内にすべての米国ユーザーにサービスを拡大する予定としています。
入出金が可能となる仮想通貨は、米国や英国で展開している売買サービスの対応銘柄となる、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4銘柄。入金手数料は無料となり、出金手数料はブロックチェーンのトランザクション手数料のみとなります。
また、ペイパルへ仮想通貨を入金したユーザーは、数百万に及ぶ加盟店端末で仮想通貨を使用できることとなります。

同社のダン・シュルマンCEOは、2022年4月の決算説明会で、「我々はデジタルウォレットをより強化する必要がある。仮想通貨ウォレットが業界の未来、またはペイパルの未来であると信じている」とコメントの上、ペイパルの利用者の50%以上が同社のデジタルウォレットを使用しており、デジタルウォレットを使用する顧客は使用しない方に比べてチェックアウト時に25%多く取引を行い、BNPL(Buy Now Pay Later/後払い決済サービス)ユーザーの70%以上が同社のデジタルウォレットを通じて取引を行ったとするデータを根拠として提示し、デジタルウォレットへの取り組みの強化を表明しました。

ペイパルの決済サービスは、世界で200以上の国と地域で延べ3億人以上が利用しており、今後のサービス提供エリアの拡大により更に仮想通貨の決済利用の幅が拡がりそうです。

coinpost.jp

【2】先週のBTC投資商品への資金流入が1.26億ドルを記録=コインシェアーズ

英仮想通貨運用会社「コインシェアーズ」は6日、仮想通貨関連投資商品へ今月4日までの1週間に合計1億ドル(約132億円)以上の資金流入を記録したと発表しました。

同社のウィークリーレポートによると、先週1週間の資金流入を合わせた仮想通貨関連投資商品の運用資産総額は、合計で397億8,600万ドル(約5兆2,500億円)に達しました。
先週の資金流入は地域別に、米国からの流入が、8,800万ドル(約116億1,600万円)、ヨーロッパからの流入は1,100万ドル(約14億5,200万円)となります。
ビットコイン(BTC)投資商品へは、先週1週間で合計1億2,600万ドル(約166億3,200万円)の累積流入を記録。年初来では5億620万ドル(約668億1,800万円)の純流入へと増加しています。

一方、イーサリアム(ETH)投資商品は先週1週間で合計3,230万ドル(約42億6,000万円)の資金流出を記録。イーサリアムからの資金流出は9週連続となり、投資家心理の悪化が伺えるとレポートしています。年初来の流出額は合計で3億5,740万ドル(約471億7,600万円)に達しています。

なお、アルトコインへは先週、事実上資金流入が見られず、投資家の資金は比較的安全なビットコインに集まっていることが浮き彫りとなっています。

運用会社別の資産運用額では、グレイスケール・ビットコイン投資信託(GBTC)を運用する米大手仮想通貨投資会社「グレイスケール・インベストメンツ」が最大となり、運用額は270億2,700万ドル(約3兆5,675億円)に及んでいます。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。