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ビットコインの強気サイクルはまだ終わっていない=クリプトクアント|日本の年金基金GPIF、運用資産の多様化に向けて金やBTCを調査

本日2024年3月22日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,010,000円前後(時価総額:約196.88兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて100,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間午前11時過ぎにかけて65,100ドル付近へと下落しました。現時点では66,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、仮想通貨分析会社クリプトクアントによるBTCの強気サイクル継続に関する話題や、日本の年金基金GPIFが、運用の多様化に向けてBTCの情報収集を実施することに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ビットコインの強気サイクルは「まだ終わっていない」=クリプトクアント


仮想通貨分析会社「CryptoQuant(クリプトクアント)」は、最近のビットコイン(BTC)価格の下落について、半減期前のリトレースとの見方を示し、強気サイクルは継続しているとするレポートを発表しました。

同社のレポートによると、新規投資家からの流入が比較的低水準であり、過去の市場のピーク時に見られた価格評価指標を下回っていることを根拠として、ビットコインの強気サイクルはまだ終わっていないと見ているようです。

同社のアナリストは、ビットコイン投資の48%が短期保有者から来ていることを明らかにし、「強気サイクルは通常、新規投資家からの投資が84%~92%に達した時に終わる」と指摘。現状では、「新規投資の流入が相対的に低いレベルにあることから、ビットコインの強気サイクルはまだ終わっていない」と分析しています。

また、ビットコインの4回目となる半減期が4月20日前後に迫っていることも主要な強気要因として挙げ、歴史的にも供給半減イベントは、ビットコイン価格の上昇と関連し常に市場の大きな強気相場を先導してきたとしています。

なお昨年末に、2024年末までにビットコイン価格が10万ドルに達する勢いがあるとするリサーチノートを発表していた、英金融大手「スタンダードチャータード」は、予想を「年末までに15万ドルに達する可能性」へと改め、さらに2025年にサイクルのトップである25万ドルに達し、その後約20万ドルで落ち着くとの新たな予測を発表しています。

jp.cointelegraph.com

【2】日本の年金基金GPIF、運用資産の多様化に向けて金やBTCを調査

日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は19日、運用の多様化に向け、ビットコイン(BTC)や金(ゴールド)を含む「低流動性資産」の情報収集を進めることを明らかにしました。

GPIFは、厚生労働省所管の独立行政法人として、厚生年金や国民年金の積立金の管理・運用を行う年金基金となり、運用資産額は2023年12月末時点で約225兆円にのぼり、世界最大の年金基金のひとつとして知られています。

GPIFの発表によると今回の情報収集は、「経済や社会の大きな変動、急速な技術の進展に対応し、長期的な視野から基本ポートフォリオに係る理論と革新的な運用戦略を調査研究するためのプロジェクト」としています。
今回GPIFは、流動性の低い資産に関する情報を広く募集しており、具体例として森林や農地、金と共にビットコインを挙げています。

仮に長期的な分散投資を基本とするGPIFが、ポートフォリオにビットコインを組み入れることになった場合、仮想通貨市場にとって大きなインパクトとなることが想定されます。しかし、現時点ではあくまで情報収集を進めるとしているのみで、直ちに投資対象及びポートフォリオを拡大するといった決定事項ではありません。GPIFは、集めた情報やアイデアを基に、更なる調査研究を検討するとしています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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